半減期について
SSRIの中で二番目に承認された薬がパキシルです。
SSRIとは「セレクティブ・セロトニン・リアップテイク・インヒビター」の頭文字を取ったもので、セロトニン再取込阻害薬です。
セロトニンとは生理的活性アミンの一種で、脳内の神経伝達物質のひとつです。
セロトニンはうつ病やパニック障害などに深く関わっている物質で、SSRIはこのセロトニンの分泌を増やす効果をもっています。
パキシルはうつ病の薬に分類されますが、気分障害や不安障害などにも効果があるとされます。
パキシルの副作用としては頭痛・眠気・倦怠感・吐き気などがありますが、これらの副作用は通常は2週間程度で落ち着くとされています。
長期間に渡り副作用が出る場合にはパキシルが合わない体質とされます。
パキシルを服用している患者のなかで一番多い副作用が吐き気です。
医者によってはパキシルの吐き気を抑える吐き気止めを処方する場合もあります。
パキシルの薬物動態は20mg投与した場合、血中濃度で最高濃度到達時間は4~6時間、半減期は約14時間前後です。
半減期とは薬を飲んでから血中濃度が半減する時間」と誤解する人も多いようですが、薬学においては薬の成分が血中濃度が最高値になってから半減するまでの時間を指します。

